パタリロが国王執務室で国民からの投書に目を通していた。パタリロをコケにした投書ばかりの中に、吸血鬼を恐れて助けを求める老婦人のものがあった。 老婦人宅を訪れて話を聞いたパタリロはサミエルと出会う。老婦人やサミエルの話を聞いてもなかなか信じられなかったが、パタリロはたまねぎの護衛を申し出る。が、サミエルに断られ、不審に思う。 たまねぎ達に2人の事を調べさせている間にも、サミエルは老婦人の兄に、老婦人がノイローゼであるかのように報告する。老婦人にはお兄さんや弟がひどい事を言っているといい自分だけを頼りにさせる。老婦人に兄弟への不信感を与えて、正式に養子になる手続きをとらせた。 養子縁組が成立したと思ったサミエルは、老婦人を驚かせショック死させる。駆け付けたパタリロとたまねぎが新しい遺言状が暖炉の中で燃えているのを見つけた。老婦人と一緒にテーブルが倒れた時に飛び込んだものらしい。新しい遺言状が焼けて古い遺言状が有効になったため、サミエルと老婦人の養子縁組は成立せず、
サミエルは財産を手に入れることが出来なくなった。パタリロはこれを天の裁きといった。 「人さわがせったらありゃしない」と吸血鬼の存在の否定を断言するパタリロだったが、まさにその時吸血鬼が女性を襲う所を目撃し、自信がなくなってしまった。
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